Windows10 使用していない休止状態を無効化したらPCの容量が空きました

タイトル通りなんですが、PCの空き容量を増やすため確認すると休止ファイルが3GBほどありました。ほかのPCでは7GBほどのものもあり、削除出来ないか調べてみました。

休止ファイルはどこに?

休止ファイル(hiberfil.sys)はCドライブ直下にありますが通常の設定では見えなくなっています。
フォルダオプションの設定を変更することで見えるようになります。

①エクスプローラーを開いて表示オプション

②フォルダオプションが開きます。表示タブを開き、一番下にある
保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)のチェックを外します。
※今回は確認のため設定を変えますが、通常は必要なファイルを消してしまったりしない様チェックを入れておくのがいいです。

③Cドライブ直下に【hiberfil.sys】というファイルがあるのが確認できます。

結構サイズありますが、搭載している物理メモリの75%の容量にデフォルトで設定されています。
※4GBであれば3GB、8GBであれば6GBほどで搭載しているメモリが多ければhiberfil.sysも大きくなっていきます。

休止状態高速スタートアップで使用しているファイルですが、自身の環境では高速SSDを使用していることもあり不要と判断して無効化することにしました。環境によっては無効化することで不具合が出ることもあるようです。

無効化方法

コマンドプロンプトを開き下記のコマンドのどちらかを実行します。
※管理者権限で開いていなければ実行できません。
検索すると2種類出てきましたが検証してみるとどちらも同じ結果でした。

powercfg.exe /h off
powercfg.exe /hibernate off

コマンドを実行することで、hiberfil.sysが削除されPCの容量に少し空きができました。
PCを再起動すると、電源オプションの休止状態高速スタートアップを有効にするが消えていることを確認できます。

 

 

もし有効に戻したい場合は下記のコマンドを管理者権限で実行後にPCを再起動すれば復活します。
※これもどちらでも同じでした。

powercfg.exe /h on
powercfg.exe /hibernate on

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